運動不足改善には何から始めたら良いの?筋肉が身体へ与える影響とは

公開日:  最終更新日:2020/10/27

年齢を重ねていくと、なかなか運動する習慣がなくなってしまい、日々、身体の衰えを感じますよね。

運動しないといけない、と頭では分かっていても何から始めたらいいのかと、

ズルズル先延ばしにしてしまい、運動を始めるきっかけを逃している方も多いのではないでしょうか。

そんな方へ、このブログを読んでいただき、少しでも運動習慣を取り入れていただくきっかけに

していただければ光栄です。ぜひ参考にしてみてください。

~目次~

・筋肉が減少するとどうなる?

・筋肉の役目とは?

・気軽に始められる運動って?

◆筋肉が減少するとどうなる?

若い頃に運動をしていても、社会人になるとなかなか運動はできなくなると思います。

昔はたくさん食べて、意識的に運動をしていなくてもスリムだったのに、歳を重ねるにつれて

食事量は減っても、お腹周りの脂肪は増え、ボディラインは緩んでいく一方。

果たして、運動をしなくても痩せていた昔と、食事量が減ったのに太っていく現在とでは、

どんな違いがあるのでしょうか?

若い頃と、現在での大きな違いの1つとしては、「筋肉量」があります。

運動不足や身体を動かす習慣がないと筋肉量は落ちていきます。

この筋肉が減少してしまうと、以前よりも疲れやすくなったり、身体のメリハリがなくなっていき、

「基礎代謝」と呼ばれるものが低下していきます。

この基礎代謝は、体温維持、心臓や呼吸など、人が生きていくために最低限必要なエネルギーのことを

言い、日常を生活しているだけで消費されるエネルギーです。

この基礎代謝が年々落ちていくに対して、食事量による摂取カロリーが変わらずに、運動不足で

消費カロリーも増えずにいると、消費されずに残った摂取カロリーは脂肪へと変化し、身体へ蓄えられていくのです。

しかし、この摂取カロリーを押さえれば痩せられる!と解釈し、食べずにダイエットをしようとする方も

特に若い世代に増えてきています。

この食べずに痩せるというのは、体重の落ちは早くても筋肉量を激減させ、基礎代謝を落とし、のちに太りやすい身体を作り出す原因となってしまうので、無理な食事制限はやめましょう。

◆筋肉の役目とは?

筋肉はただ力を発揮するだけや見た目を良くするだけではなく、多くの役割があります。

その中でも重要な3つの役割を紹介します。

◆身体をうごかす(動作を生み出す)

ご存知の通り、身体を動かすのに重要な働きをするのが、筋肉です。

脳から神経を通って指令が送られ、筋肉が収縮されることで、骨や関節、骨格筋を動かしていきます。

筋肉の身体を動かす という働きを維持することが、寝たきりにならないような身体を作る重要なこと

となるのです。

歩くこともそうですが、日常的に筋肉を動かし、刺激を入れてあげることで筋萎縮を防いでいきましょう。

◆熱を発生させる (体温の維持)

筋肉が収縮すると熱が発生します。この過程を「産熱」と呼ばれ、私達の体温を一定に保つ役割を

してくれています。

筋肉が増えることで、この熱の発生量も増えるので、ダイエットには欠かせない機能となります。

また、運動することで汗をかいて発生した熱を外へ出したり、寒さで震えて熱を発生させるなどする

ことで、体温を一定に保つ役割もしています。

◆免疫力をあげる

適度な運動で体温を1℃上げることは、血中の白血球を増やし、免疫力を5-6倍上げてくれます。

反対に、体温が1℃下がると免疫力は30%落ちるのです。

筋肉は、最大の熱再生器官でもあり、特に血液の循環には筋肉がポンプの役割をすることが重要となります。下半身の方へ流れる血液は、重力に逆らって心臓へ戻さなくてはなりません。

そこに、下半身の筋力が必要になってくるので、歩くこと、下半身の筋力を鍛え、使って上げることが

いかに健康に過ごすことに繋がってくるかがわかります。

血流が良くなれば身体の循環機能が上がり、代謝、体温が上がるので、免疫力を上げることが出来るのです。

◆気軽に始められるトレーニングとは?

運動を始めよう!と思い立っても、最初は走ったり、ジムに通ってトレーニング器具での筋トレや

水泳を始めたとしても長続きせず、3日や1週間と短く終わってしまう方もいらっしゃるのではない

でしょうか。

今までやっていなかったことを生活に取り入れるには、時間やときには費用もかかります。

まずは、きついことを取り入れるのではなく、何気ないことから始めてあげるのがおすすめです。

例えば、今まで通勤時に使っていたバス、電車などの交通機関を自転車や歩くことに変える。

お休みの日に少し時間があれば、散歩、サイクリングを取り入れて外に出てみることもおすすめです。

外で日光を浴びることは、気持ちにも身体にも刺激を与えてくれます。

最近、スッキリと気持ちが晴れない方はぜひ入れてみて下さい。

2つ目として、ストレッチがおすすめです。

ストレッチは筋肉を緩めて柔軟性を高めるだけでなく、血液循環も良くしてくれます。

1日の終わり、寝る前に取り入れて上げるといいでしょう。

筋肉もほぐれ、その日の疲れを翌日に持ち越すことなく過ごせたり、睡眠の質を上げてくれる効果も

あります。

そういったことから始めることで、いろんなことにも興味が湧いてきたり、ストレッチからヨガ、

ウォーキングからランニングへチャレンジしてみたりと、いろんな幅を増やしていければ理想です。

まずは やらないと!と頑張ることより、ちょっと身体を労る気持ちから始めて見ることが大切です。

少しずつ取り入れてみて、何もしていないときとの変化を感じてみてください。

◆まとめ

筋力の低下が与える身体への影響はこのように様々あります。

運動を継続して習慣づけるには、無理ない範囲のものから行い、少しずつ興味を持ちながら

行っていくことがポイントです。まずはご自身の出来るものを取り入れて、続けてみて下さい。

身体のことや、トレーニングをしていく上で気になることがあれば、いつでもToyo Fitへご連絡下さい。

整体×フィットネスで、皆さんを、より動ける身体へとサポート致します。

シェアありがとうございます

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