幅広い世代に人気のゴルフ。上達には何が必要?
接待を始めとし、幅広い世代の趣味ともなっているのがゴルフです。
せっかく始めるのであれば、上達させて楽しみたい!と誰もが思うと思います。
しかし、ゴルフにはウェアや道具、そしてラウンド費用とお金のかかるものも多く、
ゴルフレッスンに通って習うまではなかなか出来ない、という方も多いとおもいます。
そんな方は、まずは基本的なお家でできる筋トレやストレッチを覚えてみましょう。
ゴルフの上達に向けて楽しんでいただければと思います。
◆ゴルフに筋トレは必要?
一見、ゴルフに身体を鍛えることはあまり必要なさそうに見えると思いますが、
ゴルフを上達させるには、まず飛距離をアップさせることが必要になります。
その飛距離を飛ばせるようにするためには、ヘッドスピードを上げる必要があります。
つまり、クラブを振り上げてから、ボールに当たるまでのスピードを出さなくてはならないのです。
そこで、まず必要になってくるのが、
- ブレない身体の軸作り
- 身体を支えるための土台となる下半身の安定
- クラブを振り下ろし、ボールへ力強く当てるための上半身の力 となります。
また、スイングは腕の力だけでなく、身体の回旋をうまく使わないといけないので、
胸椎(胸周り)の柔軟性が重要となります。
この胸椎の柔軟性が少なく、無理に回そうとしてしまうと、腰で身体をひねってしまうので、
それが腰痛の原因にもなります。
より長く楽しんでゴルフをするためにも、筋力強化、柔軟性UPも心がけてみましょう!
◆飛距離UPさせるためのトレーニング
①下半身
飛距離のパワーを出すためには、大きい筋肉を鍛える必要があります。
下半身の筋肉は、身体の70%も占めています。
大きな力を発揮するには、身体の大半を占めている下半身を鍛えることが重要なのです。
また、スイングの動きは身体を大きくひねるので、土台となる下半身をしっかりと安定させないと、グラブにボールを当てる際に、力が分散してしまい、うまく飛距離が伸びていかないだけでなく、打球方向が定まらなくなってしまいます。
まずは、土台作りから行い、安定したスイングを手に入れましょう!
◆飛距離UPさせるためのトレーニング
②体幹
体幹を安定させることは、先程の下半身と同じように、飛距離を上げることや、打球方向を
定めることに影響します。
また、インパクト時の起き上がりは、前傾姿勢をキープすることができないこと(筋力の不足)や、逆に力みすぎてしまうことが原因として上げられますので、体幹を鍛え、姿勢を安定して、力強いパワーを作り出しましょう!
体幹トレーニングは、特別、器具を使わなくても出来るものが多いので、ぜひおうちでもやってみてください。
◆トレーニングだけじゃない、ゴルフには柔軟性も大事!
男性のゴルファーと女性のゴルファーを比べると、男性の方がパワーがあり、
スピードもあるはずなのに、女性とあまりスコアに大差が無いことが多いです。
その理由には、柔軟性の違いがあるからなのです。
基本的には、ゴルフは激しく身体を動かさないので、あまりストレッチなどをする必要は
なさそうに感じると思いますが、ゴルフは身体を捻転させることでパワーを生み出し、
そのパワーを利用してボールを飛ばすスポーツなのです。
捻転が弱ければ、パワーを生み出すことが出来ず、ボールを遠くへと飛ばすことが出来ません。身体の可動域が広く、生み出すパワーが強ければ、飛距離も伸ばすことができるのです。
そこで必要となってくるのが、肩甲骨周り、胸椎、股関節周りの柔軟性です。
基本となるこの3つの可動域を上げて、ゴルフの上達を目指していきましょう!