妊娠中に運動をしたいけど何から始めればいいか分からない!そんなあなたに妊娠中におすすめの運動と最適な時期をご紹介!
妊娠中、適度に身体を動かしたいという方が多いのではないでしょうか。
妊娠中は通常の体重増加よりも速いペースで体重が増えていきます。
このブログでは、運動不足になりがちな妊娠中におすすめの運動と、妊婦が運動をスタートさせるのに最適な時期をご紹介致します。
~目次~
◆妊娠中の運動はなぜ大事?
◆妊娠中に安全にできる運動はなに?
◆運動をスタートさせるのに最適な時期
◆まとめ
◆妊娠中の運動はなぜ大事?
それでは、妊娠中の運動がなぜ大事なのか一緒に考えていきましょう。
まずは、出産に向けた体力づくりになるということが挙げられます。
妊娠中の運動不足により、体力や筋力が衰えた状態で出産を迎えると、微弱陣痛になってしまう可能性があります。
体力がないと、適切なタイミングで力むことが出来ず、分娩時間が長時間に渡ることになり母子ともに負担が大きくなるため、日頃から適度に身体を動かして体力や筋力を維持しておくことが必要になります。
また妊娠中は様々な身体のトラブルが付きものです。
例えば、お腹が大きくなり体型が変化してくると、身体が反り気味になり、背中や腰などの負担が強くなります。
そこから腰痛や肩こりを起こしてしまうのです。
運動を定期的に行うことによって、腰痛のさらなる悪化を防ぐことができます。
他にも運動をすることで、むくみの改善や血流改善も期待できます。
これだけでも、身体の変化を感じやすい妊娠中の適度な運動が身体にいい影響を与えてくれることが分かりましたね。
もちろん妊娠中は、普段の日常生活よりも注意深く身体を動かすことが大前提です。
そこで、次は妊娠中にも安全に行うことができる運動をいくつかご紹介致します。
◆妊娠中に安全にできる運動はなに?
妊娠中に行う運動は「有酸素運動」をメインにしましょう。
有酸素運動とは、ゆっくりと時間をかけて身体を動かし、体内の脂肪を燃やす運動です。
ウォーキングやスイミング、ヨガなどが該当します。
特に妊娠中の定期的なウォーキングは、安産のために欠かせない運動の1つです。
身体に問題がなければ、10分から20分だけでも歩く時間をとってみましょう。
さらにストレッチを行うことで翌日の疲労を取り除くことができます。
しっかりと筋肉を伸ばすことで、出産に必要な関節可動域の拡大、血流の促進、リラックス効果など様々なメリットがあります。
身体に負担がかからないよう、ストレッチもぜひ、取り入れてみましょう。
◆運動をスタートさせるのに最適な時期
妊娠中の全期間、激しい運動は厳禁ですが、期間に分けて運動のペース配分をすることが大切です。
・妊娠初期
妊娠初期は、母体も赤ちゃんの身体も不安定な時期です。
しかし、ただ安静にするだけでなく、ご自身の体調と相談しながら軽く身体を動かすことをおすすめします。
妊娠初期の運動と流産の関係はあまりありません。
転倒しやすい運動やハードな運動を避け、気持ちいいと感じるウォーキングやストレッチから始めてみることがいいでしょう。
・妊娠中期
お腹が大きくなってくると、骨盤周辺の筋肉に負担がかかってきます。
そのため、身体を捻ったりするような動作は腰痛などの身体の不調を引き起こすので妊娠中期以降はやめておきましょう。
そしてバランス感覚がこれまでと変わってくる時期でもあります。
転倒の可能性が少ないウォーキングや座ってできる運動、ストレッチなどをメインにし、身体が心地良くなるようなイメージで運動をしましょう!
・妊娠後期
お母さんと赤ちゃんの体調を第一優先にしながら、体調がいい時はストレッチやウォーキングをすることをお勧めします。
お腹がさらに大きくなり、足元も見えづらくなるため、転倒などには十分に配慮し、無理なく過ごしましょう。
しっかりと動けるときに動き、休めるときに休むというメリハリを付け、身体へのストレスを最小限にしましょう!
◆まとめ
出産は体力を非常に消耗する人生の一大イベントです。
妊娠中の適度な運動習慣は、出産に必要な体力や筋力をつけるために欠かせないものになります。
体調を第一に考え、ご自身に合ったウォーキングやストレッチ、運動などを取り入れて、体力不足にならないように心がけましょう。
また、産後の身体の回復のためにも、運動は欠かせません。
産後は赤ちゃんのお世話に明け暮れる日々が続きます。
お母さんの健康が何よりも赤ちゃんにとって嬉しいことなので、無理なく楽しく続けられる範囲で運動を取り入れて、充実したマタニティ期間を過ごしましょう!