【高齢者の健康は運動が鍵を握る!おすすめの運動方法と簡単に運動を継続させるコツ】

公開日:  最終更新日:2020/10/27

運動は健康に良いと分かっていても、年齢を重ねるごとに身体を動かすことが億劫になるという声を多く聞きます。

特に高齢者の方の健康は、本人だけでなく、家族にとっても非常に重要な課題となっています。

健康寿命を伸ばすことは、家族の幸せにもつながるのです。

この記事では、高齢者の方の運動がなぜ大切なのか、さらにストレスなく運動を継続するためのコツをご紹介致します。

~目次~

◆高齢者こそ運動が必要とされる理由

◆高齢者におすすめの運動

◆無理なく運動を続けるコツ

◆まとめ

◆高齢者こそ運動が必要とされる理由

年齢を重ねるにつれて、身体の生理機能が低下していきます。

身体の器官を構成している細胞が老化することにより、

・運動機能の低下

・呼吸機能の低下

・消化・吸収機能の低下

など全身の機能が低下していきます。

このような加齢による身体機能の低下を予防するためには、筋肉量、筋力、骨密度の強化・維持が不可欠です。

そのためには、十分な栄養を摂取し、適度な運動が必須となります。

運動を疎かにしてしまうと、体力や筋力の低下が著しく表れ、活動量の低下など負のスパイラルに落ち込んでしまい、結果、寝たきりや病を患ってしまうのです。

  • 生活習慣病の予防

生活習慣病と呼ばれる糖尿病、高血圧、虚血性心疾患などの発症リスクを増大させる要因として、運動不足が挙げられます。

これらの生活習慣病を予防するためにも、運動は欠かせません。

特にウォーキングなどの有酸素運動は、肥満、高血圧、糖尿病予防に効果的です。

また、運動により、筋萎縮や骨粗鬆症の予防やストレス解消の効果も期待できます。

◆運動がもたらす様々なメリット

運動がもたらすメリットは身体に関することだけではなく、精神面にも良い影響を与えます。

心身に影響がある運動は生活の質を向上させてくれます。

  • 運動のメリット

・生活習慣病の予防

・心筋梗塞などの危険性減少

・高血圧の予防・改善

・肥満の改善

・筋力の向上により、身体活動の増加

・転倒予防

・認知症の予防・改善

・睡眠の質の向上

・ストレス解消

・良好な生活習慣

など、これだけのメリットが期待できます。

ぜひ、日々の生活に運動を取り入れたいですね。

◆高齢者におすすめの運動

それでは、具体的にどのような運動が高齢者の健康に役立つのでしょうか。

それは、有酸素運動と無酸素運動の両方を行うことです。

  • 有酸素運動

有酸素運動は、筋肉への負荷が軽く、長時間継続できるものです。

ウォーキングやジョギング、エアロビクス、水泳などが有酸素運動の代表的なものになります。

有酸素運動は、脂質や糖質をエネルギー源として使うため、血中脂質や血糖の減少が期待でき、高血圧、骨粗鬆症の予防になります。

また、心肺機能の向上、うつ病の予防など生活の質を向上させる役割もあります。

  • 無酸素運動

無酸素運動は、有酸素運動に比べて酸素を使わずに、筋肉への負荷が強いトレーニングのことを指します。

筋肉への抵抗をかける動作を繰り返し行うマシンやダンベルを用いたトレーニング、自重での腕立て伏せ、スクワットなどが主な無酸素運動になります。

無酸素運動は、筋肉に負荷をかけ、速い運動を行うため、「速筋」が鍛えられます。

年齢を重ねていくと、この「速筋」が衰えてしまい、動きが鈍くなってしまいます。

無酸素運動を行うことで、年齢に関係なく、速筋の筋量、筋力、反応を高めることが出来ます。

この有酸素運動と無酸素運動をバランス良く行うことで、健康維持、体力の向上が期待できます。

体力の低下や転倒リスクなどが考えられる高齢者にとって、運動を継続することは必須といえるでしょう。

◆無理なく運動を続けるコツ

運動を始めてみたものの、忙しくてやめてしまった、効果がすぐに分からない、面倒くさくなってしまったなどといったことが大いに考えられます。

いくら健康に良いと分かっていても、毎日スクワット、毎日ウォーキングというのは気分が乗らないときも必ずありますよね。

まずは、無理せず楽しむことが一番大切なことです。

  • 無理せず、目標設定を低くする

目標設定は低くて問題ありません。

「とりあえず、5分だけ歩いてみる」

「5回だけスクワットをしてみる」

など、無理のない範囲で続けていくことがおすすめです。

その日1日頑張ることより、楽をしながら継続していくことのほうが価値があるのです。

  • ながら運動・ついでに運動

ただウォーキングやランニングのためだけに外出するのが億劫ということであれば、買い物ついでにウォーキングやTVを見ながらのストレッチなど「ながら」や「ついで」の時間を上手に使っていきましょう。

また、外出先や駅では、意識的に階段を使用することで運動量を増やすことも可能です。

ちょっとした工夫で日常生活に運動を取り入れてみましょう。

◆まとめ

前述した通り、運動には生活習慣病を予防したり、身体機能の強化をしてくれたりと多大な効果があります。

年齢に関わらず、健康で過ごすためには身体を動かすことを習慣にすることが何より大切なのです。

今では、一人で行う運動ではなく、トレーナーが寄り添い1からサポートしてくれるパーソナルトレーニングなども多く存在しています。

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ぜひ、一緒に歩く続けられる健康な身体を手に入れましょう!

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